2013年、今年の年明けは曜日のめぐり合わせで、ちょっぴり長いお正月休みの気分でした。
都会の喧騒を離れ、鳥のさえずりとともに新年を迎え英気を養うことが出来たように思います。
今年の弾き始めは何故かドビュッシーのピアノ曲でした。
「子供の領分」・・・ご存知の方もたくさんおられることでしょう。
ピアノの前に座り、最初に浮かんだメロディーがこの組曲の第1曲め“グラドゥス・アド・パルナッスム博士”の出だしでした。
(このグラドゥス~という長い曲名の意味は、クレメンティというピアノ教師でもある作曲家の練習曲名「パルナス山への段階」に博士というタイトルをつけて敬意と少し皮肉を込めたのでは?と言われています。とても難解な練習曲なんですね、これが・・・。)
ドビュッシーの曲を弾くのは随分と久しぶりのことでしたし、新年ということもあってでしょうか・・初めてドビュッシーの音に出会った時のような新鮮な感動を受けました。
新しい1年をいつも新鮮な気持ちを忘れずに送りたいと思っています。
2013年が良い年となりますように!
そして、皆様の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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