“絶対音感”というもの

この言葉を耳にされた方はたくさんいらっしゃるでしょう。

”絶対”という言葉が少しドキドキしますね。

簡単に意味を説明しますと、聞こえた音が何の音だか判り、また正しい音程でその音を出すことが出来るという音感です。生まれ持った才能の部分もありますし、環境で培うものでもあります。音楽を学ぶ上で、とてもとても大切な要素の1つです。

長く教えて来て思うのは、音楽に触れる時期が早ければ早いほど良いということ。

2~3歳から始めた子供と10歳から始めた子供とでは、残念ながら歴然としています。

言葉は字で読み、耳でも聞いて意味を理解しますね、音楽の世界での言葉は旋律です。

楽譜として読み、旋律で聞いて感情を理解するのです。

絶対音感のある子供は、説明をしなくても自然と旋律に溢れる情景や感情を理解し、自分なりに表現することが出来ます。音楽の世界での言葉が耳で判るということです。

音楽を専門に学んでいる人達は聴音といって、メロディーやハーモニーを五線紙に書き取る勉強をしますが、絶対音感が必要なのは、決してそのためではありません。

音を鳴らすだけの単調なことを音楽に変えるための大切な要素なのです。

 

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